髪の話

  1. 濡れている状態で髪を切るのはなぜ?

    濡れている状態の髪は水素結合が切られるため、乾いた状態に比べて髪が柔らかくなっています。その分少ない力で切れるので、髪の負担を減らしてあげることができます。でも濡れていると髪のくせが伸びてしまい仕上がりの状態が分かりづらかったりします。なので髪をカットした後にブローしてもう1度ハサミを入れ…

  2. ひとりひとりかる時間が違うのはなぜ?

    パーマやカラーの放置時間が長かったり、短かったりするとなんとなく不安ですよね。人によって個人差があるのは、キューティクルの枚数の違い、髪の太さの違いがあるからなんです。キューティクルは普通5〜6枚が鱗のように重なっているんですが、枚数の多い場合もあります。特に髪の毛が太い人…

  3. どうして癖毛ってできるの?

    癖毛は毛根の影響が大きいです。毛根が頭皮に対してまっすぐでなく、曲がっていると、髪は曲がったまま伸びてねじれたくせ毛になります。もう一つ、曲がって生えてきた髪はキューティクルの内側のコルテックスに、水を吸いやすいタンパク質と水をはじくタンパク質の2種類ができてしまいます。し…

  4. 髪についてのデータ…

    太さ:50〜100ミクロン(1ミクロンは1ミリの1/1000)本数:10万本前後(1センチ四方に約150本)水分:11%〜13%強度・伸度:100〜150g/本・40〜60%熱の作用:110℃でもろくなる主成分:ケラチンタンパク質pH:4.5〜5.5(弱酸性…

  5. 髪は水で濡れるだけでも痛む?!

    髪って水でも痛むんです。弱酸性で安定する性質の髪は、弱アルカリ性の水に触れるとpHが変化してタンパク質とタンパク質の間にスキマを生んでしまうのです。この隙間に水が入り込んで髪を膨らませ、キューティクルが開いてしまうなど髪を不安定な状態にしてしまいます。日本の水道水の平均値は…

  6. どうして髪は傷むの?

    髪のダメージはキューティクルの損傷から始まります。髪を梳かしたり、ヘアカラーすることでキューティクルがはがれ栄養分が流れ出し、内側の痛みへと進みます。ダメージの種類を整理すると、いろいろな原因があることがわかります。毎日のシャンプーやブラッシング、髪をかわかす時のドライヤー…

  7. 髪って何から出来てるの?

    髪は主にタンパク質でできています。さらに分解していくとアミノ酸という小さな単位になります。アミノ酸が100個以上集まるとタンパク質になるのです。タンパク質も大きく2つのタイプに分かれて、髪は、爪や肌の角質層と同じ『ケラチンタンパク質』というかたいタンパク質でできています。…

  8. どうして髪はカールするの?

    こんばんは。浜松市東区の美容院hairs ambiの小坂です。ドライヤーの熱でカールしたりストレートになったり…髪って不思議ですよね。髪は4つのつながりでできています。『ペプチド結合』『シスチン結合』『イオン結合』『水素結合』この4つの結合によって髪は保たれています…

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