髪の話

  1. サロンカラーとホームカラーの違い。

    美容室で染めることのメリットは2剤の使い分けができるというのが最大のポイントです。染料の入った1剤に種類があるのと同じように、2剤の過酸化水素にも濃度の違いがあり、髪の状態や目的で使い分けをしているんです。カラーをする人の多くは月に一回など継続している人、つまり髪の90%は既染部の…

  2. カラーの色は時間がたつととれる。

    カラーは髪の中に入った染料がつながって発色することで色が見えています。でもカラーの直後から染料同士のつながりは少しずつ自然に壊されてしまい、色味も当然失われてしまいます。この状態を褪色するといいます。キューティクルが痛むとタンパク質が流れ出てしまうように、残念ながら染料も開いたキュ…

  3. ヘアカラーって何色あるの?

    ヘアカラーの色数は絵の具と同じく限りなくあるといえます。ヘアカラーの染料は1剤にのみ入っていて直接染料、中間体、カプラーという3つのタイプに分ける事ができます。直接染料はそのままで色がわかります。黄、橙、赤など鮮やかな色を表現するために必要な染料です。中間体は主にブラウンの…

  4. 髪の色が明るくなるのはなぜ?

    ブリーチを色を抜くっていう人もいますかちょっと違います。ブリーチで髪が明るい茶色になるのはメラニン色素を壊しているからなんです。ブリーチは科学的変化によって起こります。薬剤のアルカリ剤が髪のキューティクルを開き、その隙間から髪の内部に入り、髪の中にあるメラニン色素をターゲットにアルカリ剤と…

  5. ヘアカラーはどんな仕組みで染まる?

    アルカリタイプのヘアカラーは薬剤が1剤2剤に分かれていて、その2つをカップでよく混ぜることから始まります。1剤には酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤が含まれ、2剤には過酸化水素水が含まれています。これらの薬剤が化学反応を起こすことで髪は染まります。ではどんなプロセスで髪が染まるのでし…

  6. カラーにはいろんなタイプがある。

    カラーの種類は大きく分けると一時染毛剤、半永久染毛剤、永久染毛剤の3つがあります。一時染毛剤はカラースプレーなどシャンプーで落とせるもの。半永久染毛剤は髪の表面を染める薬剤でヘアマニキュアがそうです。永久染毛剤はヘアカラーやヘアダイなど髪の芯まで染める薬剤があてはまります。…

  7. 髪は黒いのに色が見えるのはなぜ?

    ヘアカラーって白いキャンバスに透明な絵の具を塗るような感覚です。黄色と青色を重ねると緑色になるように、色と色を重ねる事で新しい色が生まれます。つまりペンキのように重ねた色で下の色が隠れると言うわけではないんです。下の色が隠せないならいくらカラーリングをしても黒色のままじゃない?と疑…

  8. 日本人は皆同じ黒髪なの?

    日本人の髪色は濃い赤褐色(赤味のブラウン)です。髪の色はどうやって決まるのでしょうか?髪にはメラニンと言う色素があります。黒髪に多い赤褐色のユウメラニンと、明るい髪色に多いフェオメラニンの2種類があります。日本人にはこのユウメラニンの占める割合が多いので、黒っぽく見…

  9. 枝毛の卵

    枝毛が増えて目につくようになるとつい切りたくなりますよね。枝毛は目につく毛先だけ着れば大丈夫と思いがちですが、実は違っていて毛先以外にも要因が潜んでいます。カラーやパーマドライヤーの熱などでダメージした髪に生まれがちな枝毛の卵がそれです。枝毛の卵は日ごろのケア不足によってコ…

  10. カットがダメージにつながるって本当ですか?

    髪を切ると毛先に断面が生まれます。キューティクルに包まれている髪の表面と違って、切った断面は剥き出しの状態です。ここから髪のタンパク質が流れ出てしまい、ダメージの原因になってしまうんです。髪の切り口がどんな形か目で見る事はできませんがカットの方法で様々な断面が生まれます。目…

最近のコメント

    PAGE TOP