髪の話

  1. サーファーが茶髪になる理由!

    繰り返し海に入っているとカラーをしなくても髪が茶色になることがあります。それは海水がph8.3くらいのアルカリ性だからです。アルカリ性ではキューティクルが自然に開いてしまうので髪の中のタンパク質やメラニン色素が外に流れてしまいます。また紫外線もメラニン色素を攻撃するので少しずつ髪の…

  2. 髪の色にも地理がある!?

    欧米人のブロンドに憧れる人は多いと思います。外国人風カラーとか言っちゃうくらいです。人種によって肌の色も違えば髪の色も異なります。同じように狭いと思う日本でも生まれた場所によって髪の色に違いがあるってご存知でしたか?南端の沖縄、九州エリアの人はレッドアンダートーンが多く髪も…

  3. 皮脂は髪のガードマン!

    髪の脂分には2つの種類があります。髪の内部に持って生まれるものと、頭皮から分泌されて自然に髪や頭皮へ行き渡るものです。脂分は洗って全部落とさなきゃ!と言うのは✖️!過剰な脂分は別として、内部の水分が蒸発するのを防ぐ、外からの刺激を防ぐなど、髪を守ってくれるありがたい存在なんです。カ…

  4. カラーとパーマ一緒にできますか?

    カラーとパーマを同時にすることはおすすめできません。なぜかというとカラーもパーマもアルカリ剤を使うので髪への負担が大きいためなんです。薬事法で指導されているということもあります。詳しく言うとヘアカラーはキューティクルから髪の内部へと薬剤が浸透し、パーマは髪の内部に直接作用する薬剤…同時に行…

  5. やっぱりストレートアイロン?

    ストレートの仕上がり具合で満足度が高いのはやはりアイロンです。アイロンは熱で髪表面のキューティクルに働き、確実に矯正することができるんです。パーマで間充物質に働きかけても縮毛は完全に伸びきらないんですが、アイロンでプレスすると伸びるんです。そのわけは鱗のように1枚1枚が重なってできているキ…

  6. パーマのキャップは必要?

    パーマの1剤をつけてからかぶるキャップ。ロットで膨らんだ髪をさらに強調してなかなか恥ずかしいと感じる人も多いと思います。そんなキャップ姿で知り合いに出くわすとか…相当照れくさいですよね。でもキャップはもちろんキャップの代わりのラップも髪のダメージを防ぐ必須アイテムだったりするんですよね。…

  7. なぜパーマはとれるの?

    パーマが髪の中にある間充物質に作用して結合に変化を起こすんですけど、これでウェーブを出すことはできるんですけど盲点はキューティクル。どれだけなかが変わってもキューティクルも曲線を描いて変化するわけではないんですね。ではカールしている部分のキューティクルの状態はどうなっているでしょう?パーマ…

  8. パーマのにおいはどうしてするの?

    パーマのむっとするような臭いが気になる人は多いですよね。これは1剤の中に含まれている薬剤と、髪と1剤が反応したときに出るにおいなんです。においはパーマに欠かせないS-S結合を切っているからするのです。2剤をつけた後にもこのにおいがある間は、1剤で切れた結合がまだ完全に結びついてないと言う証…

  9. パーマってどれくらいもつ?

    一度かけたパーマのウェーブはS→C→J→Iへと変化していきます。しっかりしたパーマはS字を描くカール、それが伸びきるとI字という流れでとれていきます。このSカールで2ヶ月、Cカールなら1ヶ月のもちというのが一般的です。もちろん髪質によって違ってきます。強くかけて長持ちさせるより、自…

  10. どうしてパーマはかかるの?

    パーマで髪の形が変わる理由は、薬剤の働きで髪の中にある間充物質と繊維質のS-S結合の結びつきが切れたり離れたりするから。このS-S結合は髪の形をキープする役目を担当しています。ではどんなふうに作用するのでしょうか?パーマ液も1剤と2剤からできていてそれぞれ作用が違います。まずパーマ…

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