アルカリタイプのヘアカラーは薬剤が1剤2剤に分かれていて、その2つをカップでよく混ぜることから始まります。
1剤には酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤が含まれ、2剤には過酸化水素水が含まれています。
これらの薬剤が化学反応を起こすことで髪は染まります。ではどんなプロセスで髪が染まるのでしょうか?
1剤と2剤が混ざることでまずカラーの発色が始まります。次に酸化染料が髪の中に浸透、同時に髪がブリーチされて髪が明るくなり色味が変わっていきます。3つの働きが髪の中で同時に起こって髪は染まるんです。
1剤と2剤を混ぜるとすぐに発色が始まります。混ぜる時間、髪に塗る時間も合わせて、早い施術が大切になってきます。ハイトーンカラーは特にシビアです。
ヘアカラーは時間との勝負ともいえます。