髪って水でも痛むんです。
弱酸性で安定する性質の髪は、弱アルカリ性の水に触れるとpHが変化してタンパク質とタンパク質の間にスキマを生んでしまうのです。
この隙間に水が入り込んで髪を膨らませ、キューティクルが開いてしまうなど髪を不安定な状態にしてしまいます。
日本の水道水の平均値はpH7.8で弱アルカリ性。髪はアルカリ性に傾くとキューティクルが開くという性質があります。
パーマやカラーはこの性質を利用して髪をアルカリ性にすることで変化を起こしています。
水で濡れたり、シャンプーした後は髪を優しく扱いましょう。