経皮毒って聞くけど科学的に根拠はあるの?

結論からズバッと言うと、「経皮毒(けいひどく)」という言葉に医学的・科学的な根拠はありません。

不安を煽るような言葉なので心配になりますよね。この言葉は2005年ごろにある本のタイトルとして造られた「造語」であり、一般的な医学用語や薬学用語ではありません。

なぜ「根拠がない」と言えるのか、いくつかのポイントで整理してみますね。

1. 皮膚は「最強のバリア」である

皮膚の最大の役割は、外敵(菌や異物)を中に入れないことです。特に一番外側の「角質層」は非常に強固なバリア機能を備えています。

シャンプーや化粧品に含まれる成分の多くは、このバリアを通り抜けて血管まで到達できるほど小さくありません。もし何でもかんでも体内に浸透してしまったら、お風呂に入っただけで体中が水浸しになってしまいますよね。

2. 「経皮吸収」と「経皮毒」は別物

確かに、湿布やニコチンパッチのように「皮膚から薬を吸収させる技術(経皮吸収)」は存在します。しかし、これらは「いかにして強固なバリアを突破させるか」を必死に研究して作られた特殊なものです。

普通の生活用品が、それと同じレベルでドバドバと体内に吸収され、臓器に蓄積するというデータは存在しません。

3. 日本の厳しい安全基準

日本で販売されている化粧品や洗剤は「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」という法律で厳しく管理されています。

安全性が確認された成分しか使えない

一生使い続けても健康に影響が出ない範囲の量しか配合されない

というルールがあるため、普通に使っている分には「毒」になることはまずありません。

4. なぜ「経皮毒」という言葉が広まったのか?

残念ながら、その多くは「ネットワークビジネス(MLM)」や「高額な自然派商品」を売るためのセールストークとして使われてきた背景があります。「今のシャンプーは危ないから、この安全なものを使いましょう」と誘導するための、いわゆる「不安商法」の側面が強いのが現状です。

💡 まとめ:

現代の科学では、シャンプーや化粧品で体に毒が溜まるという現象は確認されていません。特定の成分にアレルギーがある場合は注意が必要ですが、「経皮毒」という言葉自体は信じなくて大丈夫です。

おすすめ記事

  1. 髪の毛が絡まりやすい…そんなあなたにオススメなアイテム

関連記事

  1. La France
  2. 来週の予約情報
  3. 今週もお疲れ様でした。
  4. 新兵器
  5. 秋葉神社上社登山番外編
  6. ついに終了…
  7. ホームカラーの注意点。
  8. メロン
PAGE TOP